上原勇一郎は激変するインドを見た!
“日本の新幹線”方式の高速鉄道採用が決まり、今年9月には起工式が行われた。そんな超大国へと進むインドが、いま激変しているという。激変するインドに日本企業が“驚きの戦略”で乗り込んでいた。そして、インドの視察団が来日!初めてまじかに見る新幹線!運転士が気を失ったらどうなるんだ?自動で停止します。一つ一つに驚きが隠せない様子!
<突然の高額紙幣禁止で…社会が激変!>
去年11月、インドが大混乱に陥った。モディ首相が突然、“高額紙幣の廃止”を宣言したのだ。新紙幣と交換しなければ、ただの紙クズになる。インドは現金社会のため脱税や偽札が横行、そんなブラックマネーを撲滅するための政策だった。ところが1年後、インドを訪れてみると驚くべき変化が…。現金社会だった街で、市民がおサイフケータイなどの“電子マネー”を駆使していた。さらに小さな農村には、まったく現金を使わない“キャッシュレス村”までできていた。
<“家庭の味”を職場に届ける…驚異の弁当配達人>
インド最大の都市ムンバイ。100年以上続く驚きのシステムがあるという。それは“弁当配達人”。家庭で作った弁当を、職場まで届けてくれるという。その理由は、職場でも家庭の味を食べたい、家庭の味を大切にする習慣からだった。そんなインドにも食生活の変化の兆しが…。欧米のファストフードの店が次々に進出していた。その一方、日本の外食チェーンは出遅れているという。そんな中、果敢にもインド人の胃袋をつかみ始めた日本企業があった。
<世界初…“牛の救急車”が登場!>
世界でもインドにしかない珍しい救急車があるという。それは“牛の救急車”。街の人が、怪我をしている牛を見つけると通報、救急車が駆け付けるという。インド人の8割を占めるヒンドゥー教徒にとって牛は“神の使い”、神聖な生き物なのだ。その一方で、街角の店では、牛肉のカレーが売られていた。実はインド、世界一の牛肉輸出国でもあるという。一体、どういうことなのか?